悔しくてもどかしくてならないのは、ピッチに立っている選手たちから迷いや一歩引いた姿勢を感じてしまうとき。
まるで予定調和みたくさらりとやられてしまった福岡戦はまさにそういう試合。
どこにいるんだか試合を通して発見できなかった選手やら相手を目の前にして踏み込めなかったり引いてしまう選手やら。
さんざん特別な試合として盛り上げてきた試合なのに。
その試合に選ばれてその場に立っているたった11人なのに!
サポは愚痴るのもネガるのもあとでいくらでもできるけど、リアルタイムで応援することはその場でしかできない。
と、わたくしこれまでさんざ書いてるんですけども、選手にもそれはあてはまるんだよね。
下向くのも後ろ向くのも立ち止まって考えるのも日々の練習でやってもらってかまわないんだけど、ほんとうにほしい結果に向かって前を向いて仕掛けていくことは、相手のある試合でなくちゃできない。
そしてチケットさえあればその場に居合わせられるサポとちがって、選手は試合という場に立つためにチーム内の競争を勝ち抜かなければならないわけで。
与えられた練習時間のなかで戦って勝ち残って選ばれたから、ピッチに立っている。
どこかでなにかが同じポジションの誰かよりもよかったから選ばれている。
その「どこか」「なにか」を発揮してもらうために選ばれている。
その場所で前を向かなかったらどこで向く?
おもいきって、ふみこんで、全力を発揮してみせろよ。
だからわたしは前を向けと、下を向くなと叫び続けてるんだろうな。
2007年07月09日
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