2006年06月26日

その花の根づく土を

そもそも彼はピッチの外で起こる狂騒がイヤで、ビッグクラブではないジェフを選んだんじゃなかったっけ?
なんかもーあちこちオシムオシムオシム川淵((c)いづみさん)で、正直辟易してるというか怒り混じりの違和感がぬぐえずにおります。

てかさぁ、川淵カピトンのこの発言なんですよ。違和感のもとは。

弱かったジェフ千葉をあれだけ魅力的なチームにした監督術は素晴らしいと思っている。選手の判断を尊重する指導方法はジーコ監督の考えを受け継いでいく上でふさわしい」

まったくなんて失礼千万。
そりゃ、オシムの監督としての能力を疑うつもりはカケラもありませんし、彼ならばメディアにも振り回されないでしょう。むしろムダに騒ぐ連中を黙らせてさえくれるでしょう。

でも、オシムただひとりで変わるものじゃないはずですよ。

ジェフには芯の通った強化方針があって、そのためにクラブ全体で、目の前の結果が出なくともなんと言われようとも5年後10年後のために環境を整えた。オシムの就任はその仕上げ。
ジェフサポさんのお話を聞く限りではそのように、わたしは理解しております。

そのクラブ側の環境整備、中長期目標のための努力という段階をJFAはどのようにみているのかな。これは以前のエントリで書いたマネジメントの問題でもありますが。
「ジェフは弱かった」のひとことで切り捨てるあたり、そのへんはぜんぜん重視していないようだけどね。でも、それがなかったらジェフだってオシムを迎えたところで限度があったと思うんだよ。

なんかこう「ほーらオシム連れてきたよすごい人だよ☆(これならお前ら文句ないよな、ああ!?)」みたいなさー、そういうさー。
ジーコのときにも感じた、手の届くところからひっぱってきちゃえ的なナゲヤリ感と、この餌を与えておけば外野は黙るだろう的な雰囲気が見えてね。
垣間見えるんじゃなくてミエミエなだけマシなのかもしれないけど、ろくなもんじゃないことに変わりなし。

ひとつのクラブが努力して育ててきたものの花だけ摘みとるような真似をするなら、その花のためにどれだけの幹と土壌を用意できるのか、まずはそこをつまびらかにしていただきたいなと、そう思う次第です。
水をやるだけじゃダメなんだよ?
posted by キサラギ at 15:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | soccer
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